いつになったらバイクの話になるんだと言う、
バイク乗りのブログですが、まぁ色々あるのよ・・・。
その「色々」の筆頭が結婚記念日で、
今月は結婚記念日があって、なぜかその休みだけ天気が良かった…。
ここで手を抜くと、この先、一人旅がしずらくなるワケで、
先日、カミさんと西伊豆へ温泉つかりに1泊してきた。
足利古道の入り口にあたるこちら大雄山最乗寺は、
曹洞宗通幻派の山院で、東国において通幻派が拠点にした由緒あるお寺。
まぁ詳しい事は割愛しますが、簡単に言えば、
AKB48にチームAとかKとかあるように、
曹洞宗で「チーム通幻」のリーダーである道了さんが祀られているお寺です。
お参りついでに、近くのうどん屋さんにも行ってみたかったのですよ。
真ん中のカレーを出汁に溶きながら頂く珍しいスタイルです。
うまかったけど、他のメニューもけっこうおいしそうだった。
さて、じゃ足柄峠を越えるかなと思ったのですが、
先の台風で残念ながら通行止め・・・。
まぁ、カミさんはカレーうどん食えさえすれば何の問題もありませんが、
私は久しぶりにココを抜けるの楽しみにしてたので、ちょっと残念。
江戸中期の宝永噴火後に箱根ルートを幕府が整備するまでは、
今で言う1号線でなく246号線地域を抜けて西へ向かうのが一般的で、
足柄峠と言うのは歴史が古いんです。
今やすっかり忘れ去られていますが、関所の跡なんかも残ってたりします。
無事の開通を願いつつ、東名まで引き返して西伊豆へ向かい、
土肥温泉で1泊。
土肥温泉へ夫婦で来るのは4度目かな。
距離もソコソコで来やすく、観光地として完成度の高い東伊豆より、
西の方がのどかで、二人とも好きなんですよ。
そして翌日・・・。
おいしい海の幸と温泉を堪能した後、
ココを走って帰れるのも大きい。
西スカは標高800メートルほどの天空路です。
ちょっとの差で雲や霧の中になっちゃうから、この快晴うれしかったな。
戸田(へた)の街と駿河湾を見下ろします。
生まれ変わったら鳥になりたいとか言う奴は、
死ぬ前に一度ここへ来たら良いだろう。
「バイクだったらサイコーだな」とは、死んでも口には出来ないが、
県道127号線で真城峠を下り西浦地区へ。
みかん農家さんが、畑の倉庫で直売してます。
いつもは棚に置いて無人販売だけど、この日はお母さんがいました。
お母さんが「買わなくてよいから、コレ好きなだけ持ってけ」と(笑)。
今、収穫したけど、色つきとか形が悪くて出荷しないみかんだとか。
「食べてみな、食べてみな」と目の前でいくつも皮むくんですが、
コレが甘くておいしいのヨ。
「好きなだけ食べて行きな」と言う言葉に甘えて、
カミさんとバクバク食う(おかけで昼飯いらなくなった)。
て、言うか、袋パンパンに詰めてくれた。
(みかん好きのカミさんは箱ごと欲しかったらしい)
・・・うん、この場合は車が正解だったかも。
盛り上がったついでに、お母さんが畑を案内してくれましてね。
木の下の白い布は日光を反射させて、実の色つきを良くさせているモンらしい。
みかん畑はこれから忙しくなるそうです。
どうぞみなさん、西伊豆のお土産は西浦みかんをよろしく。
そして海沿いの県道17号線で帰路へつく。
海が近くて、駿河湾の向こうに富士山を眺めながら進む道。
伊豆縦貫道も出来て、東名からでも以前よりアクセス良くなりましたね。
次はバイクで来ないとな・・・。
そんな小旅行でした。