このところの日記

50代からのセパハン生活

ひとっ旅

関越道高坂SAより皆さんこんにちは。

 

今回は信濃最古の石仏を見に、北信地方へ向かいます。

久々の関越道→上信越道で浮かれております。

 

世の中どいつもこいつもグズグズと、白黒ハッキリしないから、

こんなバカがウロウロする羽目になると言うお話です。

(給付金は大臣の望み通りすぐに使い切ってやったわ)

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ホントは中央道経由して、山中の展望路より北アルプスを眺めたり、

帰路は渋峠から草津へ抜け、嬬恋パノラマラインなんか走ろうかとも思ったのですが、

どうも山の天気がイマイチだったので(海抜2000m級の峠越えは寒いし)、

高速路メインでシンプルに、目的地だけ目指す事にしました。

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ロンツーは久しぶりでしたから、あまり疲れない様にひるんだな(笑)。

帰った翌日仕事あるし、こんなご時世ですからバカなりに体調も考えた・・・。

 

 

 

で、ほどなくして横川SA。

碓氷の山を越えるなら、これを食べなきゃいけません。

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駅弁界のスーパースターですね(バイクだけど)。

ごちそうさまでした。

 

 

実はこの時点でまだ「上田から菅平あたりに登ろうかな」と迷ってて。

ちょっと天気とルートの確認に、次のPAに寄ったら、

さっきの横川SAに、帽子忘れて来たのを気付きます・・・。

 

 

仕方なく高原路は諦めて高速を降り、成り行きでやって来たライコランド。

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河童だって頭のお皿が乾いたら死んじゃうでしょ。

うすらハゲ+丸坊主も、この炎天下は帽子ないとキツいからね。

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なんだかクールなキャップを手に入れましたが、とんだ散財になった(泣)。

(宿代よりコイツの方が高かったからな)

 

ま、しかしこうなったら気分を変えて、国道を走りながらプラプラ向かう事に。

どこに寄るってわけじゃなくとも、知らない街の生活感を感じながら進むのは楽しい。

 

 

左に見えているのは「エステティックサロン 須坂みなみ」

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いきなり名乗られても、どこの誰だか知らない。

 

 

 

 

 

そうして陽も傾く頃に着きました、山ノ内町

真冬に猿が温泉に浸かるので有名な辺りですね。

 

 

ここにある弥勒石仏を拝見したいと、かねてからの想いが叶いました。

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石段の上にお堂があります。

 

扉が閉まっているのは、猿がいたずらするのを防ぐためで、

誰でも開けて入れる様にはなってました。

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こちらの弥勒石仏は、平安後期の作で、作者が記された石仏としては信濃最古。

 

身体は地中に埋まっているので、全体像は未知ですが、

地面に刺さる事で、地震や厄災など、この世の災難を防いているそうな。

 

そして、このお姿を地上に現すと世界が滅ぶと伝えられる石仏なのです。

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しかし、驚くのはここからで。

この弥勒石仏、なんとこのお堂がピタリと、海抜666mに建っている。

弥勒→ミロク→666)

 

平安後期のまだ「メートル」なんてない時代に、こんな偶然あるのでしょうか・・・。

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そして信じられない事に、この後、酒場で話した地元の方々が、

「え、そんなのあるの?」

って誰も知らなかった事・・・灯台下暗しってやつ)

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「知らずにうっかり掘り起こす奴なんていたら、とんでもない事になりますよ」

「世界が滅ぶんですよ、この町はとんでもないモノ背負ってるんですよ」

と、しっかり言い聞かせておいた。

 

 

 

この夜は温泉街で湯に浸かってね、素泊まりだから飯食いに酒場へ行って、

「こんな時期にすみません」と平謝りした上で、

地元の方々と、今の騒動や温泉街の近況について、たくさん意見を交わせて頂いた。

 

で、私個人として思ったのは「GO TOナンチャラはやるべきだ」って事。

 

 

 

ニュースで見る様な都心やその郊外は、

遊ぶか否かに関わらず、通勤や生活でたくさんの人が往来しますけど、

地方には、よそから人が来なければ、街に明かり一つも灯らない様な所は多い。

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そんな所でテイクアウトだナンだと言っても、観光客を除いたら、

ジジィとババァしか住んでない様なトコじゃ焼け石に水よ。

 

 

 

仮にね、それは我が身にも降りかかる事を含めてね、

例え1万人死んだって国は傾きゃしない。

それを1千や2千の犠牲で言い訳する為にこんな事してたら、

病気じゃない奴まで死んじまうぞ。

 

 

 

 

 

もちろん私だって仕事は滅茶苦茶だし、お先真っ暗なんだ。

(もうやぶれかぶれでここまで来てんだぞ)

 

旅をするにはマナーが要る。

節度を持って行動すれば、もうそれ以上も以下もないんだと思う。

 

そんな事を感じた、温泉街の夜でした。

(みなさんお元気で・・・)

 

 

 

 

で、夜は明け翌日は松代へ。

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松代は2度目で、城下風情の残る良い街なのですが、

前回は時間の都合で立ち寄れなかた皆神山へ。

 

ピラミッド神社をお参りして帰路へ着く事に。

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あーだいぶ案内版の字がかすれて来ちゃってる・・・。

ここしっかり直して欲しい。

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ま、でも今更ね、この山が世界最古のピラミッドで、

2〜3万年前に、神々が世界と宇宙を股に掛ける、

航空基地だった事を説明する必要はないでしょう。

 

かなりのビックネームも、この山についてお言葉を残されてますね。

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今、皆神山ではワイン造りに励んでいて、ピラミッド参道にぶどう畑が出来ていた。

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もしかしたら近く、この山の底知れぬピラミッドパワーを宿したワインを、

口にする事が出来るのかもしれない・・・。

 

そんな事を楽しみに、帰路に着いたのでした。

 

 

 

 

 

しかし、暑かったね。