いよいよ下船の準備。
ワクワクしますねぇ…。
徳島ラーメンも食ったし、予習はすませたぞ。
と、意気揚々にふと後ろを見たら…。
…は?。
…え、ウソでしょ。
マジかよ…。
東京から来た船だよな…。
オレ乗って来たよな…。
と、半ばパニックで上陸。
7年か、8年ぶりかなぁ…。
雲一つない快晴で、ウーバーの謎を除けば心も晴れわたります。
ひとまず徳島にロイヤルエンフィールドの取扱いディーラーがあったので寄ってみる。
ウインカーどうにかなりますかね、ヒューズとか…。
しかし飛び込みでは対応出来ないと断られたので、もういいや…と。
そんなにのんびりしてられないのですよ。
今夜はどらさんが高知でお店を予約し、塩たたきを用意して待っていてくれるので、着かなければならない時間がある。
呑兵衛たる者、親の死目に会えずとも宴に遅れてはならない。
そう徳島道をぶっ飛ばしつつ、脇町で降りてちょっと寄り道。
それは紀元前、かつての古代イスラエルがアッシリアによって滅ぼされ時。
行方知れずになり世界へ散った10の支族がいて。
その中には日本へ辿り着いた支族がいたと言う説がありまして。
三種の神器が入ったアークと共にやって来て、ここ徳島の剣山に隠されたと言う話。
その根拠になる神社がこの先にあるので、訪れて見たかった。
少し話はそれるけど、日本語だと何の意味だか分からない歌詞の古い民謡が、古代ヘブライ語に当てはめると意味通じる曲っていくつもあったりする。
剣山の麓にあります、磐境神明神社。
この長い階段を登った森の奥に、そいつはあるらしい…。
で、登ってみたのがコチラ。
石垣の様に積まれた壁に囲まれて、中に祠が並んでいた。
ただそれだけではありますが、このスタイルは日本でココが唯一との事。
この形になった理由は不明らしい。
そしてこの様式が、古代ユダヤ教で神事を行う場所の様式と、一致すると言うから謎を呼んでいる。
まぁ私ごときがいくら考えても、呼べるのはウーバーイーツがせいぜいだから真相は分かりませんけど。
剣山は戦後GHQが血眼になって発掘調査をして、ミイラが100体以上出土したと言う記録もあります。
まぁ…たぶん、その時見つかって秘密裏に回収されたのではなかろうかと思う。
敗戦しても主権まで失わなかったのは、そうした背景もあるのではなかろうかと妄想する。
しかし、せっかく来たし。
まだあるって言うなら見つけてやろうじゃないか。
と、剣山へ走ろうと思ったら警備員に止められた。
工事規制だって…。
迂回する道もないので、徳島道へ戻り、そそくさと高知を目指した。
オレのゴットハンドで歴史を変えてやろうと思ったが、そんな事より塩たたきなのだ。
無事到着。
程なくして一年ぶりにどらさんとぶんちゃんに再会して宴が始まる。
地元の方でもなかなか予約が取れない名店らしい。
初めての「ヌタ」。
そして塩たたき。
そりゃ古代ユダヤ人だって、ここまで来たくなるだろうって美味さだ。
あるな…やっぱり剣山に。
コレ食ってそう確信した。
そんな2日目でありました。