前回、さて行くべか…と、家を出る際に撮った写真ですが、後ろに写る古いバイクにお気付きでしょうか。
もはや心霊写真に近い、亡霊の様に写り込んでいるあの御仁。
このマンションに移ってから、10年経つ中、何年も雨ざらしにされてヤキモキして見てた。
GN250であります。
は?…ナニそれ。
と、思う方も多いと思いますが1982年に売り出され、鳴かず飛ばずで終わりつつも、後のボルティがやけに安かったのは、コイツをそのまま流用したからです。
それからこのフレームとエンジンはお化粧を変えながら、マローダー・グラストラッカー・ST250と30年以上も前線で生き残ったご長寿バイクなのですよ。
当初はカバーがかけられてましたが、息子か孫か、誰かが引き継いだのか、最近マフラー換えたり、ナンバー上げたりイジり出している様子…。
い、いやぁ…せっかく動くなら、そんな当てずっぽうにイジるなよ…。
と、ものすごい余計なお世話を考えるこのところであります…。(とりあえずオーナーさんに会えたら話しかけてみよう)
あのバイクが世に走り出した頃は、まだ小学3年生だったんだよな。
もう50だぜ…。
50ってナンだよ…それ。