つー事で、まずは金沢へ向かう。(なぜそうなったかは前回を参照)
遅い梅雨入りと長雨で、
天気がどうなるかは、出てみないと分からないトコもありましたが、
2日目の能登周遊さえ晴れれば、「行きと帰りは玉砕の覚悟で」と話し、
高知組と合流すべくひたすら走る。
敦賀でただ酒飲むハズだったのに、
いったい何でこんな思いをするんだか分からないが、
最近東名高速を走ってなかったのと、
東海環状→東海北陸道は初めてなので、ちょっとワクワクしてしまう。
そしてほどなく進み清水のSAで朝飯でも食うかと思ったら、
なにやらヨシムラのテントが並んでて、何かやってた。
おおお、さすが日曜日。
日がな平日休みばかりの私は、たまにこう言う賑わいに会うのが新鮮です。
8耐に合わせたイベントらしく、今年のヨシムラ組ライダーさんや、POPの息子さんもいて賑わってましたね。
「12番」を付けたTシャツだらけの会場で、
アメリカンにオーバーオール姿の私はプカプカ浮いてましたが、
ヨシムラ仕様のカタナを見れて感激!。
写真で見るより実車はうんとカッコ良くて、グラっときました・・・。
またがりたかったけど、人多くて断念。
こんな所でヨダレ垂らして立ってる場合じゃないので、飯食って先へ進みます。
こう言うバイクですとね、クネクネ曲がるのは面倒くさいんですけど、
こうしてナン百キロも遠くの空を目指し、
エギゾーストの音聞きながら延々と進む時間が、
とても贅沢に感じて気持ちが良いんですネ。
予定ではもう一度雨雲の下を通るので、
金沢着くまでレインウェア着たまま走るつもりだったのですが、
岐阜に入っていくつかトンネルを過ぎると、
突如「うっ」って、むせかえる様な空気に出くわします・・・。
「なんだこりゃ」と思ったら多治見市でした。
さすがは毎年熊谷市と、国内最高気温を争うだけある空気にやられます。
たまらずPAへ駆け込み、一度ギブアップしてレインウェアを脱ぐ事に(汗)。
これだけ蒸して山だらけなら、
ちょっと下って三河の奴とかおちょくりたくなる信長の気持ちが分かったな・・・。
そんな暑さでした。
三河にはワイキキもあるしな(注1)
やがて山間の東海北陸道へ。
案の定、また雨が降り出し、海抜も上がり気温も下がります。
再びレインウェアを着るべくPAで休憩。
雨雲を避けるなら福井経由で日本海へ抜けても良かったのですが、
ココに寄ってみたかったんデス。
空に近いって言うか、雨雲に近いだけだったな。
山しかないし、寒いし・・・。
まぁトンネルだらけなんで、別に苦になるほどの雨じゃなかったけど。
さて、ここでどらさんに連絡をとると、
もう高知組はゴールの金沢まで、あとちょっとの所らしい。
私も足早に山を駆け下り、
高知組より遅れて宿に到着。
い、いたぞ!。
高知ナンバーを目の当たりにして「おお・・・」と、ちょっと感動。
どんだけ遠い待ち合わせよ。
(何してんだオレ達)
で、ご対面。
さすがは旅慣れた飲兵衛だけあって、
私が着く頃には店の予約が済んでおり、高知土産まで頂いてしまった。
特にこのポン酢は秀逸で、帰ったらカミさんも大喜び。
今度お礼に、我が相模の至宝「鈴廣のかまぼこ」を送る事にする。
で、後は飲んで食っておしまい。
初対面の緊張で口数も増えてしまい、画像はありませんが、
のどぐろ美味かったね。
さて明日は、高知組念願の千里浜を抜け、
晴れるのを願いつつ床に着きました。
つづく。
(注1)吉良海水浴場は三河のワイキキです