今日は用事を済ませたら、とにかく休もうと、
1日寝ているつもりでしたが。
天気が良いので、用事をバイクで済ませる事にしました。
ちょいと支払い事を済ませたりして、その後は墓参りですよ。
休みでなければスルーですが、「あ、お彼岸か」って気づいちゃうと、
どうも行かないと気分が悪い(笑)。
きっと「顔出せよ」って呼んでるんだなぁ・・・て。
私が育ち暮らすこの辺りは、歴史学的には「鎌倉」に分類されるらしく、
北条金沢一門が治めた「寺町」であります。
なので・・・、ひとつ墓参りを済ましたら、
「じゃ、2軒目行くか」
と、ひとつじゃ済まなくなるのが寺町っ子の習いであります。
なんたって、街中に寺がうじゃうじゃあって親族が点在しますからね。
クルーザーであるにも関わらず、
ゴチャゴチャした下町の、彼岸の墓参りにも対応するハンドリングが、
このバイクの強みなのであります。
(原付ほしい・・・)
街の様子がいくら変わっても、境内は子供の頃に見た景色のまま。
ちょっとした異空間ですね。
あんな先祖の葬儀とか法事とか、色々と思い出しますね。
実は数年前に亡くなったこちらの大住職は、
私のじいさん兄弟とか父親とは「幼馴染み」でもあると言う。
子供の頃は皆でこの木に登って、本堂の屋根に飛び乗ったりして遊んだと、
亡くなる前に大住職が話してくれたな。
ちなみに母方の寺の娘は、私と幼馴染みで、
こことは別にある父方本家の寺は、何代か遡ると親戚らしい。
今は息子が継いで私とそう歳も変わらぬ住職がいるが、
彼は剃髪をしない派なので、
丸坊主の私が葬儀で最前列に座っていたら、
「気が散る」と言われた過去があります。